音楽家の起業-開業直後始動編-

  • 2018.08.30 Thursday
  • 16:23

JUGEMテーマ:起業

 

 

〜前回の続きです〜

 

独立開業をしてからは、必ず開業の届け出を行わなければいけません。

自治体によって開業してから◯日以内の届け出が必要であるとか、開業時に提出する書類として〇〇が必要であるとか、様々な違いがあるので必ず市役所や税務署に問い合わせて、期日と必要書類の情報を集めてください。

ちなみに私は市役所の税務関係担当者に直接電話で問い合わせて、「市役所と税務署のウェブサイトに必要書類が記載されていますが、間違っていませんよね」という形でチェックを行いました。

 

私の地域では開業に必要な書類は、税務署への開業届けと青色申告承認申請書のみでした。

税務署に提出する際には必ず原本とそのコピーの計二部を持って行き、両方に収受ハンコを押してもらい、コピーを返してもらって下さい。

ここでコピーを受け取らないと、後で自分が何を書いたのか分からなくなってしまいます。

 

開業届けについて、主な記載事項は事業所の住所、職業、事業の概要、従業員の有無と給与の定方です。

ミュージシャンの場合は職業『音楽家』、事業の概要には『演奏、音楽製作、講師』などと記載します。

青色申告を行う予定であれば、『所得税の青色申告承認申請書』の提出も必要です。

ミュージシャンであれば所得の種類は『事業所得』とします。その他参考事項では、簿記方式として複式簿記、備付帳簿名に必要な帳簿の種類(現金出納帳、売掛帳、鍵掛長、固定資産台帳、預金出納帳、総勘定元帳、仕訳帳)にチェックマークを付けます。

これらの書類が受理されれば晴れて開業、数日後に税務署から書類が届くのを待ちます。

 

開業届けが提出されれば万事OKではありません。

脱サラする場合には年金を厚生年金から国民年金へ、健康保険を社会保険から国民健康保険へと変更する手続きが必要となります。

これは住民票を提出している市区町村で行います。

保険は必ずしも社会保険から国民健康保険に変える必要があるわけではなく、決められた猶予期間以内という条件で社会保険に加入し続けることが可能で、その期間も個人事業を継続しているようであれば国民健康保険へと移行します。

 

特に社保、国保、どちらにメリットがあるというわけではないようです。

市役所でお願いすれば、その場で両方の保険料を計算してくれるので、料金が安い方に加入すれば良いと思います。

 

前後編に渡って音楽家の一部開業手続きについて解説を行ってきました。

資金繰りやコネクション作りといったものは、それぞれのビジネスや経営センスによるものなのですが、ここで説明した手続きは国民の義務として憲法、法律で定められているものです。

「知らなかった」で手続きをなおざりにしてしまうと、脱税で摘発されたり、病院で適切な治療が受けられなかったりと、後になって大変な事態を招きかねません。

独立・開業にあたっては必ずしっかりとした手続きを行うことが、長い目で見て最善の策です。

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

音楽教室ホームページ

音楽教室情報はこちら

SNS情報

ツイッターアカウント


フェイスブックページ

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM