ブログを始めたきっかけ(祝・一ヶ月毎日更新)

  • 2018.09.19 Wednesday
  • 21:06

JUGEMテーマ:音楽教室

 

 

脱サラをしてから約一年半、色々な人に作品を読んだり聴いたりしてもらっているのですが、結局みんなが思うところは「コイツ誰やねん?」なんです。

ビーイング・アーティストばりのメディア露出ゼロ、取材ゼロの状態が続いており、学生新聞や地方紙に取り上げられていた学生時代やサラリーマン時代の方がメディアとの関わりはあったかと思います。

 

書店で私の本を手に取って「こんな厚い本を書いているのだから、きっと偏屈で厳しくて、怒ると怖い人に違いない」とか、出版社のウェブサイトに発売経緯なども書かれているので「コネクション無しの上場企業に飛び込み営業に行くなんて、きっと相当破天荒でクレイジーな奴に違いない」とかなどと思われていると嫌なので、周囲(もちろん音楽関係者ではない)に相談したところ、人となりを知ってもらうという意図でブログを始める事にしました。

 

本の内容が少し堅めなために、教室に通ってみたいお子さんだとか、作曲を依頼したい自主映画を撮っている学生さんとかが、気軽に声を掛けづらい雰囲気になってしまっているかも知れないと心配がありました。

三日坊主になるかなと思っていたブログを一ヶ月毎日更新し続けたので、少しは人となりが(良い風に)伝わっていればいいなと思います。

とりあえず、怖くもなければ破天荒でもないということが分かって頂ければOKです。

 

一ヶ月続いたということで、これからは少しペースを下げてブログは更新していくことになるかも知れませんが、今後とも『音楽家のお仕事 清水響のブログ』を何卒よろしくお願い致します。

 

 

平成30年9月19日

大安・吉日

音楽家と高校生バンド

  • 2018.09.18 Tuesday
  • 20:37

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

先週末、たまたま入った大きめの公園で、高校生バンドのフェスティバルがやっていました。

学魂FESTIVAL inおおた』というイベントだったそうです。

このイベントについては、存じ上げていなかったのですが、爽やかな感じの高校生が演奏する姿に、中年バンドマンとしては感銘を受けた次第です。

どの人も皆清潔な身だしなみで、熱中症対策に飴を配っていたりして、私の時代からは考えられませんが、女子高生の割合が非常に多いと感じました。

 

 

私が高校生の頃のバンド活動と言えば、タバコの煙で前が見えないような薄暗いライブハウスで、奇抜な格好や髪型をしたお兄さん方達に混じって対バン(ミュージシャンやバンドがライブを行う際に、単独名義ではなく複数のグループと共演すること)というのが当たり前だったので、もう一度高校に戻って爽やかなバンド活動を行いたいとさえ思いました。

また当時の高校生バンドといえば、演奏が滅茶苦茶なのが当たり前でした。

ニルヴァーナやオフスプリングのコピーのような比較的、シンプルな曲を演奏するバンドが多かったのですが、アンプの使い方はおろか、チューニングのやり方もよく分からないという人が多かったので、どんな曲でもパンクやハードコアに聴こえてしまい、楽器が苦手な人がとりあえずヴォーカルをやるので、歌はみんなデスメタルというようなバンドばかりでした。

 

ところが今時の高校生は8ビートはおろか、16ビートのドラムパターンも叩けたり、ベースがリズムをキープしたり、ギターソロを弾いたり、当たり前と言えば当たり前なのですが、当時の我々からすれば考えられないくらい進歩していると感じました。

インターネットの発達に加えて、今の若い人は情報リテラシー能力に長けているので、どうすれば上手くなるのだろうか考えて、調べることができるという環境にあるのが大きいと感じました。

 

機会があれば、来年もまたこっそり行ってみようと思います。

音楽家とドラクエ

  • 2018.09.17 Monday
  • 20:02

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

20世紀で最も成功した作曲家を一人挙げなさいと言われれば、多くの人はイーゴリ・ストラヴィンスキーと答えるでしょう。

ストラヴィンスキーは、委嘱作品として、芸術プロデューサーや団体から作曲を頼まれる機会が多くありました。

彼は音楽的表現に制限を持たせる、つまり楽器の数が決まっていたり、特定のテーマに絞った曲を書くことよりも、「自由に作曲してください」と頼まれるほうが大変であるという趣旨の言葉を残しています。

つまり与えられた制約の中で作曲を行うことが、かえって特性を活かした曲が書けるということです。

 

私は子供の頃からドラゴンクエスト、通称ドラクエというゲームをプレイしてきました。

ドラクエ人気の理由の一つとして、すぎやまこういち氏が作曲した音楽が挙げられます。

今でこそゲーム音楽は映画のサウンドトラックにも引けを取らないほど、多彩なサウンドに溢れていますが、その昔、少なくとも私が幼少の頃は、そうではありませんでした。

コンピュータ技術と容量の都合上、少ない音数の音楽を、限られた種類の電子音で鳴らすことしかできなかったのです。

逆に言えば、与えられた制約の中で作曲を行う必要があったため、作曲家としての創意工夫が試される時代でもあったと言えるでしょう。

 

すぎやまこういち氏は本来ゲーム音楽を作っていたわけではなく、ひょんな経緯でドラクエの作曲を行うことになりました。

(氏のエピソードは大変面白いものばかりなので、興味のある方は是非調べてみてください)

そこで、すぎやま氏は「ゲーム音楽はプレイヤーが何度も耳にするものだから、一回聞いて耳に馴染んでもすぐに飽きられてしまう流行歌のように聞き減りするものではいけない。何百年経っても一向に飽きられる気配がないクラシック音楽を中心に作曲をしていこう」という方針で作曲を始めました。

当時他のゲームでは「またこの曲かー。聞き飽きたよー」となりがちでしたが、ドラクエでは「また聴きたい」と思うプレイヤーが続出しました。

 

また初期のドラクエの容量はとんでもなく少なく、携帯電話で撮ったデジタル写真一枚にも遥かに及びません。

音が最大で三音しか同時に鳴らないのです。

そのうち、一音は効果音に用いられるので、実質的に同時に鳴る音は二音のみです。

すぎやま氏はこれを逆手に取り、二声の対位法の曲を作曲しました。

対位法とは18世紀に活躍したヨハン・セバスチャン・バッハが用いたことで知られる作曲技法で、二音の異なるメロディを組み合わせて、ハーモニーを作り出すという手法です。

バッハ風の音楽と、ドラクエの中世ヨーロッパ風の世界観が絶妙にマッチし、この方法は大成功を収めます。

 

他にも洞窟を探索する際、地下に進むごとに音楽を変えたいのですが、容量に制限があり、あまり多くの曲を一つのゲームに入れることはできませんでした。

そこでドラクエでは、地下への階段を降りると、同じ音楽が高い階層よりも遅く、また低い音で演奏されるようにプログラミングされています。

一つの音楽プログラムで、多数の場面に対応しているのです。

 

このように多数の制限をクリアして、また制限を逆手に取って作曲されたドラクエの音楽は、単に家庭用ゲーム機による電子音のBGMではなく、その後のゲーム音楽業界に多大な影響を与えるエポックメイキングな作品と言えるでしょう。

他にもスーパーマリオブラザーズの音楽もまた二声の対位法的な音楽ですし、有名なファイナルファンタジーのオープニング部分は、コンピュータに負荷をかける和音を避けるためか、和音ではなく分散和音となっています。

このように初期のゲーム音楽はどのようにして作られたのかを知り、その制限を逆手に取る手法は現代の作曲家にも非常に学ぶところがあるように感じられます。

中古楽器販売資格の取得

  • 2018.09.16 Sunday
  • 12:33

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

私は中古楽器の販売資格を持っているのですが、これは古物取扱資格の道具商にあたります。

資格を取る以前には、古物商組合みたいなのがあって、古物の保管方法や配送方法を学ぶ必要があるのかと考えていたのですが、全く違います。

古物取扱資格は管轄下の警察署を通して取得します。

何故警察なのかと言うと、古物商資格とは盗品の売買を防ぐための制度と言えるからです。

 

古物商営業許可資格は風俗店や遊技場の営業許可資格と基本的には同じ枠組みの資格で、警察署での担当部署、担当者も大体同一です。

つまり盗品売買など古物売買によって犯罪が誘発されないようにする制度であって、古物を取り扱うという経済的、文化的な側面とは一切関係ないのです。

 

最近では行政書士に代行してもらって古物商資格を取得するという方法もあるようですが、私は勉強も兼ねて自分で取ってみることにしました。

所轄の公安委員会によって求められる資料は様々ですが、個人で取得する際には特別手に入れにくい書類はありません。

申請書や誓約書の記入に加えて、住民票、自由形式の略歴などです。

ウェブサイトで確認後、警察にも電話で確認すれば、大きな問題はないでしょう。

 

ただあまり聞いたことのない資料二点の提出を求められました。

それは法務局発行の『登記されていないことの証明書』と市町村長発行の『身分証明書』です。

私は専門家ではないので詳しくは分かりませんが、『登記されていないことの証明書』では「認知症や精神障害などの理由で判断能力が不十分である状態にない」ことを証明できる書類だそうです。

 

市町村長発行の『身分証明書』は市役所で取得できる書類で、「過去に破産した経験がない」ということを証明できるようです。

免許証のコピーを提出して、担当者に怒られたのは私だけではないはず…。


書類の提出に加えて、最寄りの交番の警察官による事業所訪問もあります。

借金の有無だとか、過去の犯罪歴の有無、事業継続に必要な蓄えがあるかどうかなど、とても普通の事を聞かれるので、心にやましい事がある人以外は問題ないでしょう。

 

書類の提出から資格発行に時間は掛かり、その他登録料の支払いや、プレートの掲示など必要事項はありますが、さほど苦労しなくても取れる資格ではあります。

ネット通販やオークションなどで中古楽器の売買をお考えの方は、是非参考にしてみてください。

音楽家と本人認証

  • 2018.09.15 Saturday
  • 11:32

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

以前の記事にも書いたのですが、Google上での本人認証がまだ出来ていません。

免許証のコピーや追加でAmazonの著者アカウントのスクリーンショットなどをGoogleに送ったのですが、私が作家の清水響本人であることの確証は持てないとの答えでした。

「〇〇の資料が足りていないから、実務上登録できない」という訳ではなく、本当に本人か成りすましか判断できないとのことのようでした。

 

Googleは大きな企業ですし、恐らく何ら悪意など無く、最先端の人工知能の技術を利用した上での公正で中立な判断の結果だと思います。

慎重な判断をしているということで、私自身も何ら文句を言いたいわけではありません。

ただ公正な判断であるからこそ、逆に恐いと思ってしまう部分もあります。

つまり本人が名乗りを上げているのに、人工知能が本人でないと判断すると、オンライン上では本人ではなく、成りすましであると登録されてしまうのです。

 

アイデンティティが失われるというのはサイエンスフィクションでは定番のテーマですが、今でもGoogleの人工知能はナレッジパネルを通して呼びかけ、本物の清水響の連絡を待ち続けているというのは、何だか不思議なものですね。

音楽家とレコード店営業

  • 2018.09.14 Friday
  • 10:55

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

私は音楽活動の一環でインディレーベルを運営しており、バンドのプロデュースもしています。

昔はインディーズCDを取り扱っているレコード店がたくさんありましたが、CD自体の売り上げ不振もあり、昔ほどインディーズCDコーナーを目にしなくなりました。

ただ楽器店や大型CD販売店ではインディーズCDを取り扱っているところもあるので、そういったところには実際に足を運んで、置いてもらうようレコード店へも自ら営業に行っています。

 

ただ、飛び込みの場合は特にそうですが、断られるケースも少なくありません。

「在庫管理にも経費が…」「コンプライアンスが…」「大変残念ですが、お取り扱いできる内容ではありません…」とかなんとか。

そういう時は「ありがとうございました、また何か機会があればお願いします」と言って帰ります。

双方のメリットは数枚単位でCDを置いてもらう、売れたら数百円の販売手数料が入る、といった微々たるものですし、こちらがお願いする立場で、レコード店には商品を選ぶ権利があるのだから、ごねようものなら、それは単なるクレーマーです。

 

そんな中で独自のビジネスモデルを打ち出している島村楽器さんには、CDを置かせてもらっています。

インディーズアーティストのCDを置くことにより、アーティスト自身の店舗への来店頻度を上げようという考え方なのだと思います。

 

島村楽器 けやきウォーク前橋店

 

島村楽器 赤羽店

 

島村楽器さん、最高っす!!

全国のインディーズバンドの皆様、早速利用してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに私のプロデュースするロックバンドBasketfieldのアルバム『アルフェの思い出』は島村楽器高崎店、前橋店、太田店、赤羽店、新宿店、吉祥寺店でお取り扱い中です。

各店舗でサンプル視聴が可能ですので、お立ち寄りの際には是非一度聴いてみてください。

音楽家と「とんでもハップン」

  • 2018.09.13 Thursday
  • 10:35

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

 

この夏、某アーティストの全国ツアーチケットの抽選が当たりました。

このアーティストは非常に人気で、チケット抽選倍率は数十倍とも言われています。

過去に何度も落選したのですが、漸くゲットしました。ただ私の棲んでいる群馬県ではなく、県外のホールでの公演であったの

で、道中のインターチェンジ近くで一泊という長旅となりました。

 

話はうって変わるのですが、私の10年来の友人でアメリカ空軍幹部がいます。

訳あって所属や階級は言えないのですが、ガンダムでよく聞くような階級です。

去年は彼が私を訪ねて群馬県まで、遠路はるばるやってきたのですが、今年も来日予定で、コンサートの翌週に東京で会う約束をしていました。

 

すると偶然彼もその超人気アーティストのコンサート会場にいたのです。

私が前列8席目で、彼は7席目でした。

地球人口60億分の1の確率というだけでなく、同じ日の高倍率のチケット抽選を同時に当てるとは、まさにとんでもハップン、あるいてじっぷん、ふたりはプリキュア風に言えば「ありえな〜い」です。

本来なら酒でも飲みにこうとなるのですが、翌週東京で会うので、公演後彼は早々に新しくできた日本の海洋施設の視察に向かい、私は帰路に着きました。

 

ちなみにこの公演の模様は全国放送されるので、在日米軍の関係者が見たらアッと驚く為五郎かも知れません。

音楽家と就活

  • 2018.09.12 Wednesday
  • 09:23

JUGEMテーマ:音楽活動

 

 

私はアメリカの大学院を卒業してから、日本の企業に中途採用社員として就職しました。

教育に関わる仕事ではあったのですが、一般企業の職務はそれまで勉強をしてきた分野とは大分異なっていたため、音楽という本来の自分の強みを100%活かせる業務ではありませんでした。

2017年に独立して音楽に専念することにしてからは、過去の経験を活かせる業務ということで、かなり余裕のある日常生活も送れていますし、出版や音楽活動に関わる経済効果、社会貢献度は制約の多い会社員時代とは段違いです。

 

では始めから就活などせずに、独立すれば良かったのかと言えば、そうではないと感じています。

私の二親等以内の親族は全員、公務員、教員、警官、個人事業主、電電公社、旧日本軍など、高校や大学卒業後に新卒として一般企業に就職した経験のある人がほとんどおらず、私自身会社員や総合職にあまり馴染みがありませんでした。

そんな中一般企業の中で働いてみて、初めて「こういう世界観があるのか」と考えさせられました。

 

会社員の経験は独立してから、かなり役に立っていると思います。

経理や契約書の書き方などの実務的な部分もそうですが、それ以上に取引先や周囲の被雇用者が仕事に対してどのように取り組んでいるのかを考えられる想像力、所謂BtoBビジネスの基本が身に付いたという部分が大きいと思います。

 

例えば本やCDの出版一つとってみても出版社、印刷会社、プレス工場、取次会社、小売店と様々な人の手を流れて、漸く読者なりリスナーなりの手に届くわけです。

そしてそのうちの一つでも欠けてしまったら流通はストップしてしまいます。

アーティストにとっては「自分の作品こそが全て」であるのですが、その流通に不可欠な企業にとっては、手がけている膨大な量の商品のうちの一つに過ぎないということです。

 

例えばある作家が書店と本の並べ方に関して喧嘩をしたとします。

書店の店員は「もう絶対にあんたの本はうちでは取り扱わない!」となります。

仮に毎日店舗で10冊売れる人気作家だとしても、書店の売り上げからすれば微々たるものです。

例えば書籍の価格が1,000円だとしたら一日の売り上げは10,000円、卸価格は大体80%くらいのものですから、店舗の一日の利益は2,000円に過ぎません。

 

膨大な商品を揃えた書店に対し作家の作品数はたかが知れています。

今の時代、SNSなどで悪い評判はすぐに拡散されるので、他店でも取り扱いが渋ってしまいます。

企業の正規社員の場合、個人の業績が悪くとも即減給とはなりませんが、個人事業主の場合は業績悪化=即減給ですから、印税で生活しているような作家にとっては死活問題です。

 

私が一般企業に勤めている際には、営業や手配業務といった、商品やサービスを「流通させる」側として働いていましたが、現在は商品やサービスを「開発する」側として働いています。

とかくアーティストと言われる職業の方は、作品を作る側が優位に立っていると考えがちですが、実際には逆で、読者やリスナーの手に作品が届くかどうかは流通させる側の匙加減であり、書店の商品数が膨大であるように、その人の代わりなんていくらでもいるのです。

とういことで、BtoBビジネスでの謙虚さというか、取引先への感謝の気持ちを持つことが大変重要だと認識できるという意味では、音楽家も一度就職してみて損は無いと思います。

音楽家とCIA

  • 2018.09.11 Tuesday
  • 16:00

JUGEMテーマ:留学

 

 

アメリカの中央情報局、通称CIAは常日頃から大統領直属の監督下で諜報活動を行っています。

一体どうすればCIAの職員になれるのかというと、他の公務員と同じように、エントリーをして試験や面接を受けるという採用手順を踏みます。

というのも私の所属していた大学院のキャンパスではCIAの就職説明会をやっていて、私にも就職説明会参加案内が届きました。

CIAとは縁もゆかりもなかった私は、諜報機関もリクルート活動を行っていることに非常に驚いた次第です。

 

その案内広告に一番大きく書かれていたのが「違法ダウンロードをするな」でした。

諜報機関として一番恐れるのは情報の流出なので、職員の資格として当然と言えば当然なのですが、スパイ大作戦のイメージとは違って他の公務員と一緒、堅実なお仕事だなと感じました。

 

大学院修了を間近に控えた私も面接受けてみようかなと思ったのですが、参加案内には小さく「アメリカ国籍でないといけない」的な事が書かれていました。

ダメ元でも面接を受ければ話の種にでもなったかなとは考えたりするのですが、公安調査庁よりも遥かに厳しい身辺調査があるし、アメリカ人でないのにCIAに興味を持っている危ない奴とか思われたら割に合わず、結局は面接も何も受けず仕舞いとなりました。

 

私の出身大学は就職説明会を行うくらいですし、校風も何となくCIAの空気に馴染みそうな感がありました。

果たして同期でもCIAに就職した学生はいたのでしょうか…!?

アメリカ人と数学

  • 2018.09.10 Monday
  • 11:03

JUGEMテーマ:留学

 

 

アメリカでよく使われる硬貨は主に1セント、5セント、10セント、25セントのコインです。

為替の変動はありますが、アメリカ人は大体1セント=1円、1ドル=100円の感覚で支払いをしています。

 

私がかつてマサチューセッツ工科大学のすぐ近くのコンビニエンスストア(たしかセブンイレブンだったと思います)で買い物をした際に、総額が4ドル76セントでした。

おつりを考慮して、5ドル1セントをレジで渡したところ、「どうして1セント余計に支払うんだい?」と店員さんに聞かれました。

「まあ、いいからレジに通して」と言ったところ、おつりがぴったり25セント硬貨1枚となり、店員さんには「アンタ、数学の天才か!?」的なことを言われました。

 

日本ではおつりを計算して精算するのは当たり前ですが、アメリカではレジの店員さんが計算が苦手というのは、留学生あるあるの一つかと思います。

また大学で一般的な文系向けの数学の講義を取ると、分数や小数、正負の数の四則演算といった、日本では小学生〜中学生レベルの内容で、異常に簡単すぎると感じる日本人留学生も少なくないはずです。

 

これだけ聞くとアメリカ人は義務教育で何も学んでいない、と思う人もいるかも知れませんが、そうではありません。

例えば英語の先生として来日しているアメリカ人と話したり議論をすると、かなり弁が立つと感じる人は多いと思います。

またニュースを見ているとアメリカの企業や政治家は、自分たちの利益を最大限に誘導する外交交渉に長けているように映ります。

この議論に筋を通したり、物事を論理的に説明する能力がアメリカの教育では重視されるのです。

 

アメリカの教育では数学は必要最低限ではありますが、議論の方法や論文の書き方、英単語の使い方を徹底して生徒に勉強させます。

日本では文章の書き方などは割と自由で伝われば何でも良いという風潮ですが、アメリカでは文章の形式を学びます。

最初の段落には要点(Thesis Statementと言います)となる1文を入れ、導入分も含め3回以上はピリオドを打ち、"a lot of"のような曖昧な表現は減点対象となるため、代わりに"many"や"much"を使う、などといった細かいルールが定められています。

このように感覚に頼らず、決まった議論や論文の形を学び、いかにして論理的思考に基づき相手に自分の伝えたいことを伝えるかという能力を向上させます。

要約するとアメリカと日本では重要視する能力が異なっているというわけです。

 

実は日本人の交渉力やコミュニケーション能力を高めるため、このような論理的思考や議論能力を日本でも積極的に取り入れていこうと考えられた時期がありました。

それが『ゆとり教育』です。

今では全て失敗だったという考え方が支配的ですが、元々ゆとり教育は点数では計れない能力を高めるために導入制度でした。

しかしアメリカのように論理的思考を高めるマニュアルが用意されているわけでもなく、結局は現場の先生の裁量に一任するという制度であったので、結局はゆとり世代が「論理的思考能力が他の世代と比べて突出している」とは言い難く、単に学力の低下を招いてしまったという結果に終わりました。

 

日本は他国と比べても数学や科学の分野を伸ばす教育が行なわれていますが、まだまだ論文の書き方や議論の方法といった分野の教育マニュアルが充実しているとは思えません。

マニュアルが無いので、教えられる先生がいないというのが現状ではありますが、社会に出れば論理的思考能力は非常に重要なファクターとなるので、是非教育制度の中で一部分でも取り入れられたらと思います。

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